calicoの備忘録

カテゴリ: 映画

どこまで本当か分からないけど、実話らしい。





作品情報



2012年製作/92分/G/アメリカ・カナダ合作
原題:The Possession
配給:ブロードメディア・スタジオ
監督:オーレ・ボールネダル

ざっくりあらすじ




妻と離婚し、週末ごとに2人の愛娘と過ごす中年男クライドは、とあるガレージセールでアンティークの木箱を購入して以来、次女エミリーに異変が起こっていることに気づく。

その箱に異常な執着心を示すエミリーは、徐々に性格が凶暴になっていき、奇行をエスカレートさせていく。

我が子の変貌ぶりに危機感を覚えたクライドは調査を開始するが、時すでに遅く、エミリーの体には恐ろしい“何か”がとり憑いていた。
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登場人物



クライド(ジェフリー・ディーン・モーガン) :ステファニーの元夫。エミリーとハンナの父親。バスケットのコーチをしている。

ステファニー(キーラ・セジウィック):クライドの元妻。彼氏と暮らしている。

ハンナ(マディソン・ダヴェンポート):長女。

エミリー(ナターシャ・カリス):次女。悪魔に取り憑かれる。

ザデック(マティスヤフ):若いエクソシスト。

あらすじ・感想



ディーン・モーガンが、優しいお父さんを熱演しています。

ガレージセールで箱を買った女の子が、箱の中に閉じ込められていた悪魔に取り憑かれ、みんなで頑張って悪魔祓いする話です。

よくある普通の悪魔祓いの話。(そんなにないし普通でもないか)

この映画で一番気持ち悪かったのは大量のデカイ蛾が出てくるところです。

部屋中に飛び回る、蛾、蛾、蛾。

しかもこの大量の蛾はCGではなく、全て本物らしいです。

撮影のタイミングでちょうど成虫になるように、蛾の専門家を雇ったとか。

あんな所に放り込まれたら絶対気絶する自信あるわ。

俳優さんのプロ根性はすごい。

悪魔に取り憑かれた少女の口の中から手が見えたり、体を乗っ取られて顔面がぐちゃぐちゃしてたり、白目向いてスパイダーマンポーズしてたりする所も気持ち悪いけど、蛾には負ける。


病院での悪魔祓いのシーン。

普通、悪魔祓い映画に出てくる悪魔って、実体がないと思うんですが(エクソシストとかエミリーとか)、この悪魔はちゃんと実体があります。

MRIでもしっかり写ってる。

でもこの悪魔、ビジュアルはそんなに怖くないです。

確かに気持ち悪いけど、何でだろう。

大きさの問題?

しかも、神様に負けて、すごすごと箱に戻って行きます。

悪魔にはもうちょっと頑張って欲しかったですね。

あの家族にとってはハッピーエンドで良いんだけどさ。


最後のシーン。

無事に悪魔祓いを終えたラビが、箱を持ち帰っている時に、事故に合って亡くなってしまいます。

そして箱はまた誰かの手に渡る・・・。

ありがちなオチです。

これ以外の終わり方を思いつかないけど、想像通りでちょっと残念でした。

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パッケージが良かったので見てみましたが、うーんな作品。





作品情報



2015年製作/83分/カナダ
原題:Berkshire County
監督:オードリー・カミングス

ざっくりあらすじ



ハロウィンの夜、郊外の屋敷にベビーシッターとしてやって来た女子高生のカイリー。

子どもを寝かし付けたところへ、不気味な豚のマスクを被った少年が訪れる。

お菓子を渡そうとドアを開けると、豚のマスクをかぶった男に襲われてしまった。

登場人物



カイリー(アリーサ・キング):地味な女子高生。マーカスに撮られた卑猥な動画が流出してしまい、落ち込んでいる。

サム(クリストフ・ガランダー):シッター先の長男。かくれんぼが得意。

フィービー(マディソン・ファーガソ) :シッター先の長女。聞き分けの良い子。

マーカス(アーロン・チャートランド):学校の人気者。カイリーを陥れる。

ロバータ(サモラ・スモールウッド):豚マスク一行の仲間。警察のふりをして、カイリーと通話する。

あらすじ・感想



ホームインベージョン系のスリラーです。

パッケージは『サプライズ』と似てます。

ところで、仮面被ってるだけで恐怖心増しませんか?

相手の表情が読めない+気持ち悪い仮面で、より恐い。

日本だとあまり聞かないけど、こういうジャンルがあるってことは、海外ではめずらしいことではないんでしょうね。

恐っ。

この映画の主人公のカイリーは、ただベビーシッター。

とんでもない貧乏くじをひいて、本当にお気の毒様です。

話のほとんどは、カイリーと豚マスク御一行の生死をかけたかくれんぼ。

見ていて結構ハラハラ、ドキドキします。

侵入されてすぐは、怯えきってパニックになっていたカイリーですが、話が進むにつれて、肝が座ってくるのが分かります。

隠れていただけのカイリーが、子ども達を守るために、豚マスク御一行の車に潜入したり、隣の家に助けを求めに行こうとした、積極的に動き始めます。

これもある意味少女の成長物語なのかもしれません。

ただ、残念だったのが設定が今ひとつなところ。

例えば『サプライズ』には、遺産を手に入れるためという目的がありましたが、これは全くの不明です。

通信妨害の機械とか用意周到な割には、なんか詰めが甘い。

そして終盤、病院に新たな仲間が子どもを迎えに来てたけど、豚マスク御一行はそんなに大きな組織なの?

というか、子ども迎えに来ただけなら、職員殺す必要なくない?

お礼参り?

謎は深まるばかりですが、B級ホラーはこんなものかもしれないですね。

あ。

でも、マーカスが死んだのは良かったと思います。

あんなクズ野郎はいない方がいい。

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スカーレット・ヨハンソンは可愛いけども・・・な作品。

監督は、『レオン』『ニキータ』『トランスポーター』などで有名なリュック・ベッソンです。





作品情報



2014年製作/89分/PG12/フランス
原題:Lucy
配給:東宝東和
監督:リュック・ベッソン

ざっくりあらすじ




ごく普通の生活を送っていた女性ルーシーは、台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。

マフィアは、人間の体内にある物質を埋め込み、その人間を海外に送り出すことで物質の密輸を行おうとしていたが、ルーシーの体の中でその物質が漏れ出すアクシデントが発生。

その影響により、普通の人間なら全体の10%しか機能していないと言われる脳の機能が、徐々に覚醒していく。

脳の覚醒率が上がるに従い、超人的な力が解放されていくルーシーは、自分と同じような人間を二度と生み出さないためにも、マフィアの計画を阻止するために動き始める。
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登場人物



ルーシー(スカーレット・ヨハンソン):ドラッグの影響で脳を100%コントロールすることに成功する。

ノーマン教授(モーガン・フリーマン):脳科学の権威。

チャン(チェ・ミンシク):マフィアのボス

デル・リオ(アムール・ワケド):ルーシーに同行する刑事。

あらすじ・感想



平凡な女性ルーシーがマフィアのドラッグ取引に巻き込まれるところから物語は始まります。

ドラッグの袋を体内に入れられてしまい、運び屋をすることになりました。

途中ドラッグの袋が破け、大量のドラッグが体内に流出。

ドラッグを摂取することによって、脳の機能を100%コントロールできるように・・・。


89分と短いので、テンポよく進みます。

通常10%しか機能していない脳を、100%使えるようになったらどうなるか?という話です。

『リミットレス』とテーマは同じだけど、個人的にはリミットレスの方が好き。


脳が覚醒していくにつれ、どんどん人間離れしていくルーシー。

言語が早く習得できるとか、瞬間記憶ができるようになるとかは分かるんだけど、

髪色や長さを一瞬で変えられるのはなぜ?

電波を可視化できるのはなぜ?

人間の意思を操ったり、天井にはりつけられたりするのはなぜ?

なぜ?なぜ?なぜ?と疑問がいっぱいです。

脳の覚醒でできる範疇を大きく超えている気がするんだけど、頭の良い人が見たらまた違うのかしら?

脳が覚醒した話じゃなくて、アメコミ・ヒーローみたいに突然超人パワーを授かった話の方が、素直に楽しめた気がします。

あと、モーガンフリーマンの無駄遣い感が半端ない。

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失神者続出という触れ込みのフランス・ベルギー映画。





作品情報



2016年製作/98分/R15+/フランス・ベルギー合作
原題:Grave
配給:パルコ
監督:ジュリア・デュクルノー

ざっくりあらすじ




厳格なベジタリアンの獣医一家に育った16歳のジュスティーヌは、両親と姉も通った獣医学校に進学する。

見知らぬ土地での寮生活に不安な日々を送る中、ジュスティーヌは上級生からの新入生通過儀礼として、生肉を食べることを強要される。

学校になじみたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口にしたジュスティーヌ。

その行為により本性があらわになった彼女は次第に変貌を遂げていく。
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登場人物



ジュスティーヌ(ギャランス・マリリエ):16歳の垢抜けない少女。

アレックス(エラ・ルンプフ):ジェスティーヌの姉。大学生になってから性格が変わっている。

アドリアン(ラバ・ナイト・ウフェラ):ジュスティーヌのルームメイト。ゲイ。

あらすじ・感想



ベジタリアンのジュスティーヌは16歳。

両親の母校で、姉のアレックスが在学中の獣医科大学に入学する。

上級生から通過儀礼として、生肉を食べさせられたことから、ジュスティーヌに変化が起こり始める・・・。


失神者続出という割には、そこまでグロ要素はありません。

グロというよりは、禁忌とされているカニバリズムが精神的にクルのでしょう。

カニバリズムに目覚めるだけでなく、少女から女性に変化していくという内容も含んでいます。


ジュスティーヌが入学した大学というのがものすごい体育会系です。

こんな学校には通いたくないし、子供を通わせたくもない。

キャリーもびっくりする量の血液をかけられて記念撮影したり、

うさぎの生の腎臓を食べさせられたり。

寄生虫とか食中毒とか大丈夫なのか?と心配になる程。

案の定アレルギー反応を起こし、皮膚がむけてしまいます。

これが一番最初の分かりやすい『脱皮』です。

この日を境に、肉が食べたくて仕方なくなるジュスティーヌ。

夜中に生の鶏肉を貪り食べるシーンは少女というより動物です。


自分の変化に戸惑い、姉の部屋に泊まることに。

全く無駄毛処理をしていないジュスティーヌを見かねて、姉がVラインのワックス脱毛をしたのですが、剥がれなくなってしまいました。

ハサミで切り取ろうとしたところ、事故が起こり、姉の指は切断されてしまいました。

ジェスティーヌは我慢できずに指を食べてしまいました。

これがまた美味しそうに食べるんです。

ジュルジュルいいながらしゃぶっていました。

このシーンがカニバリズムの始まりです。

また脱毛することで、女性へ変化しているシーンでもあると言えます。


病院での治療を終えた姉は、ジュスティーヌを連れて道路に向かい、車の前に飛び出します。

当たり屋かよ。

そして、死亡した運転手を食べ始めました。

姉もカニバリストだったんですね。

ジュスティーヌに狩りを教えたのです。

冒頭の事故のシーンはこれだったんですね。


やがて、ルームメイトのアドリアンを欲求の対象として見るように。

たぶん食欲と性欲と両方なんでしょう。

鼻血出しながらガン見してるし。

そして、アドリアンと関係を持ったんですが、

興奮すればする程アドリアンを食べたくなるようで、アドリアンが若干引いていたのが笑えます。
  

姉による嫌がらせを受け、外でお互いに噛みつきあう大喧嘩。

仲直りしたのもつかの間、姉はアドリアンを殺して、食べてしまいました。

ここは正直よく分かりませんでした。

なぜ、ジェスティーヌを陥れるようなことをしたのか?

なぜ、アドリアンを殺したのか?

ジェスティーヌに自分のカニバリズムのいろは(狩りの仕方とか、人肉の代わりになるような物とか)を教える方が建設的ではないか?と思うのです。

一連の行動は姉の愛だという意見も見ましたが、実際の意図は何だったんでしょうか。


姉が殺人で収監され、実家で両親と食事をとるジェスティーヌ。

父親から、母もカニバリストだと告げられます。

そして、『お前は解決策を見つけてほしい』と。

いやいや、父ちゃん。

あんたの娘なんだからもっと真剣に考えろ!

あきらかに遺伝なんだから、ほとんどあんた達の責任だろうよ!

母親も自分が覚醒した経験があるんだから、あんな学校に娘達を入れるなよ!

全くどうかしてるぜ。


全体的にはアートチックで音楽も良く、女性監督らしい作品だなと思いました。

ソフィア・コッポラみたいな。

ホラー映画だけど。


こちらも少女の成長物語。




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ファィナル・ガールズ

期待せずに見たら意外と面白かった作品です。





作品情報



2015年製作/91分/アメリカ
原題:The Final Girls
監督:トッド・ストラウス=シュルソン

ざっくりあらすじ




ホラー映画女優の母アマンダを交通事故で亡くした少女マックス。

3年後、ようやく母の死から立ち直りつつあった彼女は、かつて母が出演した80年代ホラー映画を友人たちと見に行くことに。

しかし上映中の劇場内で火事が発生し、マックスは逃げ惑ううちに映画の中に入り込んでしまう。

信じられない出来事に戸惑いながらも、ナンシー役を演じる母に会うことができ喜ぶマックス。

ところが、シナリオ通りに殺人鬼も出現し、登場人物たちは次々と惨殺されていく。

マックスは母の命を救うべく奮闘するが……。
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登場人物



マックス(タイッサ・ファーミガ):事故で母を亡くす。

アマンダ/ナンシー(マリン・アッカーマン):売れない女優。3年前に死亡。

あらすじ・感想



マックスの母アマンダは、ホラー映画で有名になった女優。

交通事故で亡くなってしまいます。

3回目の母の命日に、母が出演したホラー映画『血まみれキャンプ場』のリバイバル上映に、行くことになったマックス。

そこで火災が発生し、スクリーンを切って逃げることにしましたが、なぜか映画の中に入ってしまいました。

映画の世界から脱出するために、物語に参加することになりましたが・・・。


『血まみれキャンプ場』は『13日の金曜日』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『スクリーム』を足して3で割ったような作品です。

お馬鹿な大学生、湖、キャンプ場、いわくつきの話、セックス。

まさに80年代ホラー。

不死身の殺人鬼から逃げたり戦ったり。

そして、殺人鬼を倒せるのは処女だけというルールがあります。


映画に入り込んですぐの場面、キャンプ場へ向かうワゴン車が92分間隔で表れます。

この場面がなかなかシュールです。

マックス達がワゴン車乗るまで、ひたすらループ。

どうやらアクションを起こさない限り、話が進まないようです。

キャンプ場に到着したマックス御一行。

映画の登場人物達と出会います。

その中にはナンシーを演じる若い母の姿も。

ナンシーは途中でセックスし、殺人鬼に殺されてしまう役なんですが、マックスはそれを阻止すべく頑張ります。

最終的にナンシーが囮になり、マックスが殺人鬼を倒すんですが、親子愛にちょっとしんみりしてしまいました。

オチも秀逸です。

回想シーンが始まると色が消えて白黒になったり、スローモーションのシーンでは自分達の動きもスローになったり、テロップが立体になっていたり、エンドロールが空に出たりと、面白い演出がたくさんあります。


この映画も楽しめるかも。



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